生放送をするために問題となるのが、良質な回線
ここでは良質な回線を求めて2ヵ月彷徨った私の知識を記載しておく。
前提
私の住んでいる家がJCOMと無料回線のみしか契約できないマンションでした。
JCOMは下り回線はとても速いですが上り回線がベストエフォート10Mなので
とてもじゃないですが配信には適していません。
実質は3Mbpsぐらいでぎりぎりでした。
無料回線についてはゴールデンタイムでなければとても高速ですが
ゴールデンタイムになると回線速度が急激に低下しました。
これはマンションの世帯数とプロバイダによる影響でした。
目標値
現在の配信は大体720P/60fps または1080P/30fpsかそれ以上が主流となっています。
ここでYoutubeLiveが推奨するビットレートが下記になります。
- 1080P/30fps : 3,000~6,000 Kbps
- 720P/60fps : 2,250~6,000 Kbps
https://support.google.com/youtube/answer/2853702?hl=ja
OPENRECでは2,500Kbpsが推奨値となっており大体3Mbpsあれば配信できると考えて良いと考えております。
同時配信を行う場合3Mbps×2の6Mbpsとなります。
※同時配信サービスを使う場合はこの限りではありませんがそれは今回は考慮しません。
引っ越し先の選定【失敗編】
回線のネックである共同回線であるマンションタイプはできるだけ避けたいと思い
マンションタイプも契約されていないマンションを探し回線を個別契約できるように
賃貸契約しました。
100件近くの物件を見てみましたが、JCOM or 無料回線しかできないマンションは
とても多いです。体感で5割くらいでした。
結果決まったのは築年数8年くらいで埼玉の東京寄りの所でした。
事前に大家さんにインターネット工事の許可を得て賃貸契約を結びました。
引っ越し失敗
インターネット工事は予約が約一か月くらいかかるので引っ越し一か月前に、
工事予約をすることでスムーズな日程で行うことができました。
しかし。。。。その当該のマンションがなんと配管が這われていないマンションで
インターネット工事を行うことができないとのことでした。(Nuro&NTT)
再引っ越しが決まって絶望した瞬間です。
引っ越し先の選定【成功編】
二度目の失敗は許されない 。その為事前にマンションタイプが引かれているマンションを選ぶことにしました。ただし世帯数が多いマンションだとその分恩恵もないので、できるだけ世帯数が少ないマンションを選ぶことにしました。良さそうな物件が偶然あり6世帯以下の物件で契約することができました。
無事良質回線で過ごせております。(ゴールデンタイム上下200Mbpsくらい)
※Nuroはフレッツより契約が難しく基本的にフレッツが契約できたらNuroは契約できるみたいです。逆はNuroマンション以外は無さそうです。
まとめ
回線が良質なマンションを選ぶには事前にNTTにフレッツ回線のタイプを確認する。
個別タイプ or mini やタイプ1くらいなら良いと思います。
私みたいに後々引こうとして引けなかった場合のリスクが高すぎるからですね。
再引っ越し、回線契約で約2ヵ月ぐらいネット回線が無い孤島で過ごしました。
余談
マンションタイプでも経年劣化や工事不良で回線が途絶える事がたまにあります。
その場合はすぐにNTTに相談すると解決できます。
回線契約後の設定については気が向いたら書きます。(プロバイダの選定やらipv6の件など)
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